スザク+ルルーシュ
ロロ+スザク+ルルーシュ

の順です(新しいの書いたら増えます)




「コレで苦しんでる人はオレ以外にもたくさん居るはず、だから、戦う。どこかに居る仲間のために」


(そこまで深刻にならなくても…)




今日は晴天だ。
そりゃあもう雲ひとつない晴天だ。
あまりにも良い天気すぎて窓側の席のルルーシュが一限からうたたねしていたぐらい晴天だ(いや雨でも寝てるか)
あまりに気持ちよさそうに寝てるからじっと見つめてたら教師に怒られた(なんで僕だけ!!)
しかもその騒ぎでやっと起きたのかルルーシュに鼻で笑われた(酷い!)


それはさっきの話なので置いといて、いま僕が言いたい事はとりあえず今日がひとつない晴天だという事だ。
だというのに彼はいったい何をやっているのか僕は理解できない。



「ねぇルルーシュ」
「なんだ」
「君、何やってんの」
「見た通りだろう、テルテル坊主を飾っているんだ」
「それはわかるけど…」




異様に並ぶテルテル坊主。
ルルーシュの近くの窓にしか飾ってないが不気味だ。
軽く50個は超えてるんじゃないだろうか(クラスの人間はツッコミを完全に僕に任せている)(さわらぬ神に祟りなし)



「そんなに沢山いつ作ったのさ」
「昨日の夜からだ」
「……よく作ったね」
「ナナリーとロロが手伝ってくれたからな」
「(ブラコンだなぁ二人とも)」
「見ろ!このバランスのよさ!さすが俺の妹と弟だ!」

「(こっちも重度なブラコンでシスコンだけど)」



むしろ彼の場合はナナコンでロロコンだろう(本人に言っても否定されなさそう)
テルテル坊主にバランスも何もあるのだろうか。
まぁ、彼が嬉しそうだから良いか(そういう自分はルルコンだと宣言できる)(前に言ったら殴られたけど)


「でもさ、」
「ん?」

「なんで全部逆さに飾ってあんの」


そう、窓にずらりと飾られたテルテル坊主は全部逆さ。
おまけに顔も書かれていて不気味さ増大(しかも密集してる!)


「…体力馬鹿のお前には関係ない」
「ひどっ!否定はしないけど、体力とテルテル坊主に何の関係があるのさ!」
「………お前の気にする事じゃない」
「だから何で!…あ、」


「もしかして、明後日のため?」
「!!」



わぁ図星。






「体育祭に備えて逆さテルテル坊主大量生産か、運動音痴は大変だな」




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「…雨降っても別の日にやるでしょ」
「!!」


掛け合い台詞5題[笑編]

「コレで苦しんでる人はオレ以外にもたくさん居るはず、だから、戦う。どこかに居る仲間のために」
「体育祭に備えて逆さテルテル坊主大量生産か、運動音痴は大変だな」






HRが終わりいつものように兄さんを迎えに教室に向かう僕。
このあと兄さんとナナリーと(ナナリーは最後に二人で迎えに行くのだ)三人で最近出来たカフェに行こうと約束しているのだが、おそらくついて来るであろうスザクさんをどうするか一生懸命考えながら階段を上る。(兄さんは彼に甘いと思う)
決してスザクさんが嫌いなわけではない。ただ兄弟水入らずを邪魔しないで欲しい。



「喧嘩なんてした事がありません!仲良しだから!」
「喧嘩なんてした事がありません!小動物を慈しむ気分でコイツと一緒にいるから!」
(何の話だろう)


教室の前までたどり着き一番最初に聞こえた声はそれだった。(ああ、またスザクさんか)




「ロロ!」


いち早く僕の存在に気付いた兄さんは普段しないような無邪気な笑顔で駆け寄ってくる。
(僕やナナリーはいつも見てるけどね!)
先ほどの兄さんの発言にいまだ放心状態のスザクさんは放置で…



「すまない、俺のほうから迎えに行くつもりだったんだが」
「気にしないで兄さん。僕が好きで来てるんだから。」
「ルルーシュ!!」
(あ、復活早いなぁ)



スザクさんは叫ぶと同時に僕と兄さんの間に入り(!)兄さんの肩を掴んだ。(なんて事を!)
(兄さんはとっても煩わしそうだ)



「君、僕のことそんな風に見てたの!?」
「なんだ、何が不満なのか?」
「不満しかないんだけど!!」
「…兄さん、スザクさんは小動物ではなく大型犬だよ」
「なるほど!」



さすが俺の弟だと優しく頭を撫でられた僕は先ほどのスザクさんに対する不快感などなんのそのその感触に浸った。
(もう一度言うがスザクさんが嫌いなわけではない)(普段は普通に仲はいいのだ)

そんな様子を少しはなれた場所でリヴァルさんが腹を抱えて大爆笑していた。(おそらくあの発言の発端も彼なんじゃないだろうか)



「ロロまで!君達僕のことなんだと思ってるの!!」
「犬だろ」
「主人にしっぽ振る犬そのものですよね」



容赦の欠片のない僕らの(特に兄さんの)言葉に大ダメージを受けたスザクさんはその場にひれ伏した。
追い討ちをかけるように兄さんは今更だとか通行の邪魔だなど言って僕と一緒に教室を出た。
彼をまく手間が省けたなら早くナナリーを迎えに行かなくては!
最後に教室の端では指をさして大爆笑しているリヴァルさんとそんなものはもう慣れたと言わんばかりにクラスメイトの人々が普通に掃除をしていた。(スザクさんが箒で叩かれてる!)



■■■



「結局なんであんなこと言ってたの?」
「ああ、リヴァルに俺がいつもスザクと一緒にいるな、喧嘩とかしないのかと聞かれてな」
(スザクさんと一緒に居るんじゃなくて彼が兄さんから離れないのでは…?)



それで、あの発言だと。
ちょっとだけスザクさんに同情できそうな気がしたけれど「いつも一緒」という言葉にわだかまりを感じそのまま黙り込んでしまった。
(僕やナナリーは学校の間は一緒に居れないのに!!)
正直羨ましい。これはゆゆしき事態だ。(どうせクラスで必要以上にべったりしているんだろう)



「ロロ?どうした眉間に皺を寄せて」



頭痛でもするのか?酷く心配してくれる兄さんにしまったと思い(これから三人で遊びにいくって言うのに!)すぐに笑顔に戻る。


「大丈夫だよ」
「本当か?辛いなら咲世子さんを呼んで、」
「本当に大丈夫だよ!早くナナリーを迎えに行こう」


そういってペースを速めると兄さんは心配そうにしながら苦笑した。(なんとかごまかせた!)
早くナナリーに会ってさっきの出来事を教えてあげよう。ナナリーなら僕の気持ちもわかってくれる!
そうして一緒にスザクさん対策(対兄さん用)を考えよう。


いつのまにかわだかまりは消えていた。

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掛け合い台詞5題[俺たち仲良し編]
「喧嘩なんてした事がありません!仲良しだから!」
「喧嘩なんてした事がありません!小動物を慈しむ気分でコイツと一緒にいるから!」


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